お知らせ

もりおか啄木・賢治青春館 名誉館長就任につきまして

名誉館長 高橋克彦(たかはしかつひこ)

就任日 2025年12月1日

 もりおか啄木・賢治青春館開館当初(2003年)からの初代名誉館長は、作家の井上ひさし氏(2010年没)。井上氏没後は空席だったが、NPO法人いわてアートサポートセンターが指定管理者(2024年~)となったことを契機に、新たに高橋克彦氏が二代目の名誉館長となる。高橋氏は青春館開館の翌年、青春館と共同で高橋克彦プロデュース「ぼくらの時代展」を開催、有料入場者数4万人超えの大成功をおさめた。また、盛岡文士劇の復活や県内作家の育成、朗読劇文化の推進など地域文化の振興にも寄与しているほか、もりおか町家物語館の名誉館長も兼任。なお、直木賞を受賞した際、選考委員の一人であった井上氏が強く高橋氏を推している。

高橋克彦略歴

1947年8月6日岩手県生まれ。早稲田大学卒。盛岡市在住。1983年、「写楽殺人事件」で第29回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家デビュー。以後、1986年 『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、1992年 『緋い記憶』で第106回直木三十五賞、2000年 『火怨』で第34回吉川英治文学賞、2002年  第53回NHK放送文化賞、2012年  第15回日本ミステリー文学大賞などを受賞。