青春館コラボレーションステージ
「注文の多い料理店」出版100年記念ウィーク
- 会期
- 2024年12月1日(日)~7日(土)
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青春館クラシックホール
宮沢賢治が触れたチェロの名曲を紐解く
◉第1回:賢治の記憶
宮沢賢治は、30歳の頃チェロを担いで東京に行き、3日間チェロのレッスンを受けたと言われています。その時『ヴィオロンセロ教本」を先生からもらい、岩手に戻ります。今回のコンサートでは、賢治も学んだであろう教本から、チェロの名曲をピックアップし、お聞きいただきます。チェロは岩手県出身でプラハに留学中のチェリスト=山口奏さんによる演奏です。
出演:山口奏(チェロ)、満田俊彦(ピアノ)
【プログラム】
J. S. バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番より
W. バルギール チェロとピアノのためのアダージョ ト長調op.38
R. シューマン 《子供の情景》より トロイメライ Op.15-7 ヘ長調 他
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●チケット取り扱い:もりおか啄木・賢治青春館/もりおか町家物語館/カワトク/井上楽器
[お問い合わせ先]
NPO法人いわてアートサポートセンター風のスタジオ
TEL. 019-604-9020
URL. https://seishunkan.jp
【SEE SHUN-KANコンサートシリーズについて】
石川啄木・宮沢賢治、双方とも「音楽」と深い結び付きをもった人生でした。啄木は作曲家・ワーグナーの研究に没頭し、自分で作曲したとも言われています。賢治の作品からはベートーヴェンの交響曲が聞こえ、彼が集めたレコードにはショパン、ドビュッシー、ストラヴィンスキー等、色彩豊かなクラシック音楽を愛した痕跡が残っています。青春館コンサートシリーズ「SEE SHUN-KAN」は、岩手にゆかりのある音楽家たちと一緒に、啄木・賢治が聞いた音楽をひもとき、彼らと音楽のつながりの糸をたぐりよせてみようという試みです。
第1回は賢治とチェロ、第2回は賢治の聞いた音楽をテーマにお送りします。
山口 奏 チェロ
Kana Yamaguchi | Cello
岩手県滝沢市出身。9歳よりチェロを始める。東京音楽大学卒業後、チェコ政府奨学金を得てプラハ芸術アカデミー室内楽科に在籍。2023年度より同大学のチェロ科在籍中。2022年北国際音楽コンぺティション第2位。エクトル・カルテットとして International music competition Dvořák mladým 金賞受賞。これまでにチェロを三浦祥子、羽川真介、河野文昭、山本裕康、苅田雅治、富岡廉太郎、Jaroslav Kulhan、Michal Kaňka各氏に師事。室内楽をウェールズ弦楽四重奏団、パノハ弦楽四重奏団各団体に師事。
滿田 俊彦 ピアノ
Toshihiko Mitsuda | Piano
10歳よりピアノを始める。東京音楽大学・同大学院卒業。これまで様々なコンクールに入賞している他、ジャンル・場所を問わず演奏会等に出演している。 ピアノソロだけでなく、アンサンブルやブラスバンド・オーケストラとの共演などもしており、幅広く演奏活動をしている。 これまでにピアノソロを大谷眞実、西川秀人、故野島稔各氏に、伴奏法を山洞智、只野なつき、山田武彦各氏に師事。
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