イベント

募集中

青春館クラシックホール

[10/19-20開催]トリオアンサンブル ワンズ「賢治の愛した音楽」コンサート

会期
2024年10月19日(土)、20日(日)
時間
19日19:00- 20日11:00-
会場
展示ホール(2階)
料金
2000円(全席自由)
定員
各回60名限定

宮沢賢治が愛した音楽を木管三重奏でひらく

◉第2回:宮沢賢治の愛した音楽
宮沢賢治が聞いていたとされるレコードには、数多くの作曲家の曲が含まれています。今回はその中から、モーツァルト第40番などを木管三重奏の響きでお聞きいただきます。また、種山ヶ原の歌として、賢治が詩をつけた〈家路〉、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》の『お手をどうぞ』を主題にしたベートーヴェンによる三重奏曲へと「歌」をテーマにした親しみやすいプログラムをお届けします。

出演:トリオアンサンブル ワンズ(木管三重奏)
フルート:村野井 友菜
クラリネット:木戸口 夏海
ファゴット:宮崎 航大

【プログラム】
A. ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章(家路) 
W. A. モーツァルト 交響曲40番ト短調 K. 550 第1楽章
L. v. ベートヴェン  三重奏曲 op. 87 ハ長調 他

●オンライン予約 
お申し込みはこちらから
●チケット取り扱い:もりおか啄木・賢治青春館/もりおか町家物語館/カワトク/井上楽器

[お問い合わせ先] 
NPO法人いわてアートサポートセンター風のスタジオ
TEL. 019-604-9020
URL. https://seishunkan.jp

【SEE SHUN-KANコンサートシリーズについて】
石川啄木・宮沢賢治、双方とも「音楽」と深い結び付きをもった人生でした。啄木は作曲家・ワーグナーの研究に没頭し、自分で作曲したとも言われています。賢治の作品からはベートーヴェンの交響曲が聞こえ、彼が集めたレコードにはショパン、ドビュッシー、ストラヴィンスキー等、色彩豊かなクラシック音楽を愛した痕跡が残っています。青春館コンサートシリーズ「SEE SHUN-KAN」は、岩手にゆかりのある音楽家たちと一緒に、啄木・賢治が聞いた音楽をひもとき、彼らと音楽のつながりの糸をたぐりよせてみようという試みです。
第1回は賢治とチェロ、第2回は賢治の聞いた音楽をテーマにお送りします。




トリオアンサンブル ワンズ
Trio ensemble WANS | Woodwind trio

岩手を中心に精力的に活動している若手木管奏者が2023年に結成したフルート、クラリネット、ファゴットによるアンサンブルトリオ「WANS」唯一の音を求めて、ワンズと命名。というのは後付けで、本来は3人とも犬を飼っていることが由来しており、「わんこと一緒にクラシックコンサート」など、ジャンルを超えて、クラシック音楽の魅力を伝える企画を実施している。3人というコンパクトな編成ながら、軽やかなものはもちろん、重厚感ある多彩な演奏を得意とする。

村野井 友菜 フルート Yuna Muranoi | Flute
盛岡市出身。常盤木学園高等学校音楽科卒業。国立音楽大学音楽学部演奏学科フルート専攻卒業。これまでにフルートを中島誠一、山元康生、佐久間由美子の各氏に師事。現在、ソロのほか室内楽、オーケストラの団員として演奏活動を行う。また、指導者として、後進の育成にも力を入れており、2020年に日本クラシック音楽コンクール「優秀指導者賞」を受賞。コンクールにおいて、優勝者、入賞者を数多く輩出している。ヤマハ大人音楽レッスンのフルート科及びリコーダー科の講師としても活動。

木戸口 夏海 クラリネット Natsumi Kidoguchi | Clarinet
北上市出身・在住。専修大学北上高等学校を経て、国立音楽大学演奏・創作学科弦管打楽器専修クラリネット専攻を卒業。これまでに、クラリネットをエマニュエル・ヌヴー氏に師事。現在、音楽の森ヴァース株式会社講師、さくらホール・前沢ふれあいセンター連携事業アウトリーチ「いわての演奏家とつくる音楽会」第3期登録アーティスト。クラリネットアンサンブル『ClarinetFarbe』主宰。ソロのほか室内楽・オーケストラ等で幅広く演奏活動を行っている。また、指導者として後進の育成にも当たっている。

宮崎 航大 ファゴット Kodai Miyazaki | Fagotto
盛岡市出身。国立音楽大学附属高校を卒業後、ウィーン私立音楽芸術大学にてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席ファゴット奏者のソフィー・デルヴォー氏の元でファゴットを専攻。これまでに馬込勇氏、ミヒャエル・ヴェルバ氏に師事。また、フィルハーモニー・ザルツブルクの2022年アカデミー生としてザルツブルクを中心にオーケストラ演奏会に出演。The Norma Hooks Young Artist International Competition 2021 にて第3位。2022年7月「第2回イブラ・グランド・アワード・ジャパン」にて準グランプリ(第2位)を受賞。