「ドナルド・キーンと石川啄木」
- 会期
- 前期2026年2月13日(金)~4月18日(土)、後期4月24日(金)~7月12日(日)
開催予定
開催予定
「啄木が日記で我々に示したのは、極めて個性的でありながら奇跡的に我々自身でもある一人の人間の肖像である。啄木は、「最初の現代日本人」と呼ばれるにふさわしい。」 —ドナルド・キーン「石川啄木」(角地幸男訳)より
日本文学者ドナルド・キーン(1922~2019)は、18歳の時にアーサー・ウェーリ訳「源氏物語」と運命的に出会ったことがきっかけとなり、日本文化、日本文学への強い関心を抱き、生涯にわたって日本文学の研究に勤しみました。その中でも石川啄木の日記を高く評価しており、キーン最後の著作として啄木の生涯をたどる本格的な評伝「石川啄木」を残しています。
石川啄木生誕140年の記念すべき年に、ドナルド・キーン独自の視点から見た石川啄木の人物像とその作品の魅力に迫る展覧会を開催致します。
本展では、石川啄木「ローマ字日記」(復刻版)を函館外では初めて公開展示致します。(世田谷文学館での展示に続き)
※石川啄木「ローマ字日記」(復刻版)の展示は3/14(土)からの展示となり、それまでは複写を展示致します。
※関連イベントなどで入場が制限される場合があります。こちらにて、随時お知らせします。